国立新美術館 ウィーン美術史美術館所蔵 静物画の秘密

  • 2008/08/18(月) 09:29:18

ギロッポンの(ギロッポン言うな)
新国立美術館に行ってきました★

すげーよかったっす!

あの時代は権力の象徴として絵画をコレクションするのが貴族の間で流行った時代。

またウィーンちうのは静物画が主流でねえ

需要と供給がまさにマッチして

画家は見たこともないような高価な花をスケッチしに旅にでたり
光線の加減でできる草の立体感などを追求

リアルであればあるほどコレクションの価値も高かった。

そりゃそうだ。
貴族としての見栄のはりどころ。
うそっこの花なんか描いたら笑われちゃうわいな。

でもたまにそこに人物も加えなきゃいけない時もあったりして。
そんな時は人物画の得意な人と合作したりして。

天は二物を与えなかったちうことか。

そういうこぼれ話もなかなか楽しい。


そんな中でもJが一番気に入ったのは
まだらチューリップがまざる花瓶の絵だ。

代表的な作品としては

ヤン・ブリューゲルの青い花瓶の花束。


ウィーンでは日本より少しはやめにバブルを迎えていた。

日本のバブルは土地だったけど
ウィーンではまだらチューリップが儲けの種。

とにかく笑っちゃうほど高値で売れた。
球根なんか花も咲かないうちから20分の1のかけらから値がついたっていうから驚きだ。

かけらってナニ? 花咲くの? 共同出資?

ともかく花もないのに花の名前を右から左に巨額の金が動く。

大もうけした人もいたけれど、日本同様、破産者も続出したそうだ。

まさにあぶく銭。んでもって泡ははじけてパチンと崩壊。

まあそんな高い花だから
コレクションとなる静物画にはよく描かれているというわけだ。

なんだか他人事と思えなくてねえ。
ついついまだらチューリップのある花束の絵葉書
なんか買っちゃったりして。

9月15日までやってるから見たいと思った人は行っといた方がいいかも〜。
Jはチューリップバブルの話を知っただけでも行ってよかったと思う。

そうそう、ルーベンスの絵も一枚だけあったのだ!

知ってます?

『フランダースの犬』で主人公ネロが最期まで見たがっていた絵!

これがそれかはわからないけれど、
ルーベンスのタッチ、目に焼き付けましたさ。

ネロが見たかった絵。
だけどお金がなくて死ぬ間際まで見ることができなかった絵。

なんだか切なかったです。

でもいろんな意味でいろいろ感じる事があって面白かった★

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